『オール・アバウト・マイ・マザー』で60以上の映画賞受賞で知られるアルモドバル監督の最高傑作。
昏睡状態となり眠り続ける2人女性と、泣き続ける男、語り続ける男。
互いの看病生活の中で、友情を育む男二人と、4人の男女の現在と過去を通して見る愛と奇跡の異色のラブ・ストーリー。
2003年アカデミー賞オリジナル脚本賞、ゴールデン・グローブ賞最優秀外国語映画賞ほか多数受賞。
奇想天外なストーリー、しかしながら切ない究極の愛が人々を静かに魅了する。
生と死、愛と孤独、痛みと希望、そしてコミュニケーションへの渇望、アルモドバル監督の愛と人の本質に迫った奇想天外なストーリーは映画トークトゥハーの大きな見所。
また、一流アーティストとの奇跡のコラボレーションも見逃せない。
ドイツが世界に誇る舞踏家・振付家ピナ・バウシュの『カフェ・ミュラー』の舞台が映画に起用され、
オープニングから観客の心を鷲掴みにする。
また、音楽でも国際的な活躍を続けているブラジルのトップ・ミュージシャン、
カエターノ・ヴェローゾの心揺さぶる歌と演奏が人々の心に感銘を与える。
※ネタばれ注意
交通事故に遭ったバレリーナのアリシアは4年もの間、病室のベッドで昏睡状態にあった。
その間看護士のベニグノにより、毎日話しかけられ、触れられ、献身的な世話をされてきた。
一方、女闘牛士リディアも、競技中の事故によって昏睡状態で入院していた。
彼女の恋人のマルコは絶望に陥っていたが、ベニグノと互いの境遇を語り合ううち、二人に厚い友情が生まれていく。
だがベニグノの盲信的な愛は、アリシアを妊娠させるという事態に発展。
ベニグノは投獄され、自ら死を選んでしまう。
リディアが死んで埋葬された後、ベニグドの頼みでアリシアの現在を調べていたマルコは
奇跡的に回復し松葉杖でダンス・スタジオに現れたアリシアと会う。
二人は互いに惹かれ合っていくのだった。
レオノール・ワトリング(眠れるバレリーナ アリシア)
ハビエル・カマラ(献身的な看護士 ベニグノ)
ダリオ・グランディネッティ(泣く男 マルコ)
ロサリオ・フローレス(悲劇の女闘牛士 リディア)
ジェラルディン・チャップリン(アリシアの母親代わりだったバレエ振付師 カタリナ・ビロヴァ)
パス・ベガ(劇中サイレント映画のヒロイン)
原題:Talk to Her
製作年:2002年
製作国:スペイン
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
製作:エステル・ガルシア
撮影:ハヴィエル・アギレサロベ
音楽:アルベルト・イグレシアス
編集:ホセ・サルセド
EP:アグスティン・アルモドバル
トーク・トゥ・ハーDVD
愛される2人の女性が表紙のジャケットが印象的
Talk to Her
映画トークトゥハー
カテゴリ:映画