温暖化の気候変動に伴う深層崩壊と表層崩壊の違い、原因など。
2010年6月27日の日曜夜9時00分から
NHKスペシャルで「深層崩壊」についての特集番組が放送されました。
番組タイトルはNHKスペシャル「深層崩壊が日本を襲う」です。
深層崩壊は2009年8月に台湾・高雄県の小林村で起こった大規模な土砂災害により注目され、
日本でも小林村と似た地形が多いことから今後の対策について焦点が当てられています。
小林村の災害では、なだらかな山が広範囲にわたって崩壊し多くの人が被害にあいました。
日本では、1997年の鹿児島県出水市針原川、2003年の熊本県水俣市集川、
2010年7月の鹿児島県南大隅町で深層崩壊とみられる災害が起こっています。
これまで一般的だった土砂災害といえば、
表層崩壊といわれる、山の表面を覆っている落葉層や土壌層が崩れ落ちる現象でした。
それに対して深層崩壊は、山の内部の岩盤から崩壊する土砂災害のことをいいます。
表層崩壊に対し、深層崩壊の崩れは広範囲にまたがり、被害が大きくなるという傾向があります。
深層崩壊は地下水と地層を形成する風化層・岩盤が原因で起こります。
集中豪雨や湧き水などが、地層の亀裂である岩盤クリープに水が溜まり、
その水圧により崩壊するというものです。
温暖化による降水量増加も一つの重要な原因としてあげられます。
表層崩壊では、樹木などを植えるなどして表層を固定する方法が取られてきましたが、
深層崩壊では具体的な対策がなく、地層と水の調査で地形の危険性を前もって
知ること、豪雨時の早めの避難が大事とされています。
深層崩壊 発生予測の研究
深層崩壊のメカニズムや発生予測の研究についてまとめられています。
土砂災害調査マニュアル
全国各地の土砂災害の対策をおこなってきた技術者によるマニュアルです、
豪雨による深層崩壊発生メカニズムに関する考察
深層崩壊影響因子の説明と今後の土砂災害の課題について解説されています。
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