宮崎県で感染が見つかった口蹄疫の基本情報、対応など。
主に牛や豚、羊や鹿などの馬蹄(ひづめ)が二つに割れている動物同士で感染する
家畜の伝染病の一種です。
感染すると、口の中や周り、蹄のつけねなどの柔らかい部分に水疱ができ、破れて傷を
作ります。元気が無くなり、痛みのため足をひきずって歩きます。
その他に、発熱や食欲不振などが見られ、よだれを大量に出すなどの症状が特徴です。
世界中で感染が見られる感染症で、日本では2000年に宮崎県宮崎市で、
2010年に宮崎県児湯郡で感染した牛が見つかり問題となりました。
口蹄疫は口蹄疫ウイルス(アフトウイルス)によって発症します。
牛で約6日、豚で約10日という家畜ごとの潜伏期間がありますが、ウイルスの数の多さによって
発症までの期間が短くなることもあります。
非常に感染力の強く、感染家畜の分泌物や糞便の全てから感染します。
ウイルスは数週間も生き残るため、感染しないとされる人や犬猫、ねずみ、野鳥など、
また藁などの資材によって、感染拡大をする恐れもあります。
また、ほこりなどにまぎれて風にのり、数十キロメートルもの空気感染することもあります。
発症が確認された家畜は、特定家畜伝染病防疫指針により、
感染の拡大につながらないようすぐに殺処分されます。
口蹄疫は畜産農家に経済的な大打撃となる非常に恐ろしいウイルスなのです。
一般的には人へは感染しないとされていますが、濃厚接触をした際にうつる可能性もあるとのこと。
ただし、人の場合の症状は弱く、発熱、喉の痛み、手足や口内に水泡ができます。
口蹄疫で人が死亡した例は、これまででは確認されていないとのことです。
2010年の宮崎県で起こった口蹄疫感染では、感染した牛や豚の肉や牛乳を市場からなくし、
自衛隊が出動した大規模な焼処分が行われています。
また、感染拡大を防ぐため報道規制もされています。
すべての感染家畜を殺さなければならない農家の悲痛な叫びがあがっています。
国は家畜防疫互助基金として畜産農家を補助するほか、企業や自治体からの募金活動が行われています。
農林水産省/口蹄疫に関する情報
農林水産省からの最新の情報、防疫措置や支援措置について。
東国原英夫オフィシャルブログ「そのまんま日記」
宮崎県知事である東国原英夫の公式ブログが見られます。
口蹄疫ウイルスと口蹄疫の病性について
農林水産省家畜衛生試験場のウイルス研究室長・村上洋介氏による文献です。
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